アマテラス粒子

 前回、書店で『宇宙線のひみつ』(講談社)を買ったことを書きましたが、「アマテラス粒子」と呼ばれる宇宙線の発見について書かれていました。

 宇宙線という科学対象のものに、アマテラスという日本の神様の名前を冠してあるのがユニークな感じですが、非常に強い宇宙線で、その成り立ちなどを研究すれば、宇宙の仕組みを解き明かすカギともなる可能性もあるとのことで、大変な発見のようです。

 宇宙線というと、量子力学などの本を読んでいた時、自分は見かけたことあり、興味を持ったのですが、この本を読めば、宇宙線についての全体像をつかめるほか、天文学に関する幅広い知識を得られると思いました。

 

 素粒子、ビッグバン、生命進化とも、宇宙線は、関わっているようで、この分野に興味のある人は、読んでみたらよいかもと思います。